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Riririri…Riririri…
「起きないのかな~…まだ目覚まし鳴ってるけど…」
(隣の部屋から目覚ましが聞こえる)
「隣に住んでても壁薄いから目覚ましとか本当よく聞こえるんだよな…」
(まだなり続いてる)
「…このまま起きないつもりかな?…昨日も遅くまで起きてたし…睡眠不足はお肌の大敵っていつも言ってるのに…全然聞かないんだもんなぁ…」
(やっと目覚ましが鳴り止んだ)
「あ、起きた…かな?……?…物音しないんだけど?…まさか二度寝なんてしてないよな?」
(隣は物音1つしない)
「朝の準備に時間掛かるクセに…二度寝なんかしたら大変じゃないか…本当に起きてないの?」
(壁の向こうを見つめる)
「…全く起きる気配ないなぁ~…携帯かけてみようかな?」
(携帯を取り出して掛ける)
「あ、鳴った。…っていつも思うけど変な着音w……おーい鳴ってるぞっ…起きろっ?」
(一向に起きる気配はない)
「おいおいおい…本気で寝てんじゃねーかっ…バカだな~。こんだけ鳴らして起きないとか大丈夫かよ?」
(一度携帯を切る)
「ふぅ…弱ったな~俺も準備あるし…くそっさっさと準備して隣行くかっ?」
(時計を見ながら準備をする)
「合間合間に携帯鳴らすしかないか。…鳴らしてる間に起きろよ~ったくっ」
(顔を洗って急いで着替える)
「こんだけ鳴らしてまだ起きないのかあいつはっ…はぁ~っ仕方ねーなっ」
(玄関へ向かう)
ピンポン ピンポンピンポンピンポーン
「おーいっ起きたか?」
(ガサゴソと音が聞こえる)
「やっと起きたか…」
(ドアが開く)
「おはようじゃないだろ?目覚まし鳴っても起きないし、携帯鳴らしても起きないし…たくっ」
(起きたばかりの頭をくしゃくしゃ撫でる)
「なんだよ?頭撫でないでって(苦笑)まだセットもしてないだろ?早く顔洗ってこい。カフェオレくらいなら作ってやるから。さっさと着替えて来いよな」
(判ったと奥へ向かう)
「はぁ~っ…起きて良かった。俺の方がハラハラしたっつーの。…えっと珈琲どこだっけ?」
(部屋の奥でバタバタしてる音が聞こえる)
「あ、あった。…牛乳と…鍋これで良いかな。ってスゲーバタバタしてんじゃん(笑)相当焦ってんな、あいつ」
(鍋に牛乳を入れて温める)
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