七瀬のキモチ-2

24/28
2788人が本棚に入れています
本棚に追加
/28ページ
俺の想いのほうが、そりゃ重いか。 都合のいいような展開はそう続かない、と 無理をしいたのを反省し、茉麻のマンションへ車を走らせる。 「着いた」 「……」 あっという間にマンションについて、車を横につけた。 「あ、有り難う」 「どういたしまして」 車を降りると、助手席側のドアに回り込んで開ける。 名残惜しいけど、嫌がってるのに無視するわけにもいかない。
/28ページ

最初のコメントを投稿しよう!