序章 フレア・ドラグニール

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18年前に発生した フレア・ドラグニール、彼は8人目のドラグニールとして発生した。 彼は稀少な属性である無属性を持っていた。 無属性とは7つのエレメンタルどれにも属さず、どれでも使いこなせるという反則的な属性である。 エルフィンドールでは龍人族は7人までしか居なかった。各エレメンタルに1人ずつ 龍人族の強さはエルフィンドールでは最強クラスなため、今まで7人より、増えたことも減ったこともなかった。 誰かが死ぬとまた発生する その繰り返しだった。 この仕組みはエルフィンドールにおいて当たり前でこの世界の秩序(ルール)の1つだった。 龍人族の成長は早く10歳になる頃には人間でいう成人くらいには成長している。 そんな秩序を乱した フレア・ドラグニールは4年間 龍人族の1人であるファイア・ドラグニールによって育てられ、その後 各属性の龍人族に1年ずつ修行という形で預けられ10歳になると同時に旅に出始めた。 フレア・ドラグニールは龍人族の無属性という桁外れの力で戦いに明け暮れ、彼は 魔王すらも倒していた。
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