翠玉の目覚め
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彼は両手を上げて、奏太に戦闘の意思がないことを伝える。その左手の平にしっかりと描かれた稲妻の印。それが彼の持つゲート、雷だった。 数分彼の金色の瞳を見つめた奏太は槍をおさめる。 「ありがとう。それじゃ、立ち話もなんだから、生徒会室においでよ。お茶とお菓子ぐらいは出すよ」
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