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ゆっくりと舌をまた上に這わせていく。大切なそれを大きく開けた口に含みジュブジュブ音を立てながら味わうとヌルヌルが口に広がる。硬いこれで早く繋がりたい。気持ち良さをしっているから身体が疼く。直接的な快楽に溺れ切なさを殺したい。
「腰、動いてる」
くくって笑う一穂を上目遣いで睨んで愛しいそれから口を離す。
向かい合うように座りヌメヌメにした両手で二つを握り、擦って、同じ気持ち良さを楽しむ。擦れるそれが一穂のものだと思うと括れの部分とか良すぎて先端が二人とも泣き出す。
目を合わせ吹き出すように笑って、気持ちいいねって言い合う。涙なんてこの行為に似合わないから。
キスをしながら腰を下ろす。自分の体重で勢いよく突き刺さる杭の久しい感触に思わず大きな声が出た。
「ふぁぁぁぁ!」
「そんなに良いの? ヒクヒクしてるし、スゲー絞まる」
ハーハーって口をパクパクさせながら短い息を繰り返す。ウンウンって頷きながら気持ちいいよって笑ってみたけど額に汗が滲んでいて必死な感じはバレバレだったかも……。
「動くよ?」
その声で俺から一穂に抱きついて自ら腰を振った。太いそれにギチギチに広げられた場所は弱い所を擦られ快感に締め付ける。浅くなる挿入から勢いよく抉られお互いのお腹を汚す。
一穂に腰を支えられ無遠慮に攻め立てられる。気持ちいい?って何度も聞いて、気持ちいいって何度も伝えて次は同時に果てた。
いつまでもこのままでいられたら……。
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