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(テーブルの上の眼鏡に気付く)
「ふーっふーっ…美味しっ…あれ、いつも掛けてる眼鏡だよね?」
(カップをおいて眼鏡を手に取る)
「ちょっと掛けちゃおうかな?…黒縁眼鏡とか賢そうに見えるんだよね~…あれ?…度…入ってない?…伊達だったんだ…似合ってるかな?…鏡、かが…きゃっ」
(かちゃっとして戻って来る)
「あー。お帰りなさい?…あの…眼鏡って気になるよね?…てへっ」
(大きくない?と言われる)
「あ、うん。ちょっと大きいかな?押さえてないとズレちゃう。でも、伊達だったんだね?」
(レンズ一枚有るだけで楽なんだと言われる)
「ふーん?そうなんだ?あたし眼鏡掛けたことないから…あ、勝手に掛けてごめんね。はい」
(良いよ。なんか可愛かったしと言われる)
「可愛かった…って…そっそう?じゃあ…あたしも眼鏡買おうかな?」
(買うならお勧めの店今度紹介すると言われる)
「…うん。お店紹介してね」
(なんか顔赤い?と言われる)
「えっ?顔?赤い?…そうかな?」
(熱出た?と言われる)
「あ、ううん…熱じゃないよ…大丈夫…です」
(雨に濡れたから風邪引いたかな?と言われる)
「風邪引いてないと…思います。…多分」
(なんで敬語?と言われる)
「えっ?敬語?…あー…って近いよっ」
(熱ありそうだったから。と言われる)
「…熱じゃないです。…ひゃっ…おでこ可愛くないから…前髪上げちゃだめなのっ」
(熱計るだけ。と言われる)
「うぅ~っ本当に近いからぁ~」
(おでこに手を当てられる)
「熱じゃないですっ…顔…赤いのは…放っといてくださいっ…寝たら治ります」
(じゃあ、もう寝た方がいいと言われる)
「えっ?…ベッド?いいです。あたしここのソファー貸してください。…なんか掛けられそうなのあれば…」
(病人はベッドで寝ろ。と言われる)
「病人じゃないですから…あっ…ちょっ…どこに連れて…って寝室?…やっ…君の寝る場所奪えないですっ」
(気になって寝れない。と言われる)
「本当、風邪引いてないですからっ…熱ないですから」
(熱かったよ?看病してあげるから気にするな。と言われる)
「熱かったのは…湯上がりで体が温まってたからで…」
(覗き込まれる)
「だから、顔近いです。看病とか…大丈夫ですから」
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