犬も呆れる

三匹の犬～小麦編～

私は三匹犬を飼っている。

長女、小麦（犬の名前）は今年六歳になる。
私が二十歳の時、物凄く病んでて、父がペットセラピーにと買ってくれたのが始まりだ。

さて、飼うにあたり、母と私はペットショップを色々見て回った。
ペットショップには可愛い可愛い動物がたくさんいて、でも私は犬が欲しかった。

私は昔動物恐怖症だった。
特に犬なんか大嫌いで、それなのに無駄に追いかけられたりと酷い仕打ちを受けた。
ますます嫌いになった犬だが、ひょんなことから一転大好きになったのである。

この経緯はとても短い文章じゃ書ききれないし、私自身面倒くさいので割愛させていただこう。

話は戻るが、私は犬を飼うなら、ヨークシャテリアが欲しかった。
何故なら前の家の近くの薬局に看板犬としているヨークシャテリアが可愛かったからだ。
いつも気だるそうに入り口に座っている彼女は、時々絵描きさんのモデルをしていただけたり、とても可愛かった。

だから私はなにがなんでもヨークシャテリア！ヨークシャテリア！！だったのだ。