第一章 落ち着く場所

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「、、、あ、あの、、、」 「ん?何?」 ヒカルちゃんは遠慮がちに質問してきた。 「、、、あの、李玖さんて、この学校の生徒ですか、、、??」 初めて言われた言葉に驚き、一瞬固まってしまった。 「、、、というと?」 「いや、あの、、、ここ女子高ですよね、、李玖さんて見た目からしてその、、、女子に見えないというか、、」 あぁ、そゆことか。まあ、今日は制服着てないからそうゆうふうに見えたのか。一人称も僕だしね。 、、、もしかして、不審がられた?? 「2年3組16番。れっきとしたここの生徒だよ。  まあ、名前からしてもよく間違われるしね(笑)  だから安心して。僕は男じゃないから(笑)」 「そうなんですね、、、(笑)なんかごめんなさい(笑)」
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