第一章 落ち着く場所

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あ、やっと笑ってくれた。笑うと結構可愛いじゃん。 、、、、って何考えてるんだよ僕。 「大丈夫だよ、謝んなくて(笑)  もう慣れたし。  家はどの辺り?」 「あ、あそこの角を曲がったらすぐそこです。」 「そか、ほんとに近くなんだね。  今日はごめんね、こんな時間まで。」 「大丈夫ですよ!!、、閉める時間まで寝てた私も悪いですから(笑)」 そんな他愛もない会話をしていると、いつの間にかヒカルちゃんの家の前まで着いていた。 「あの、じゃあ、私はここで。  本当にありがとうございましたっ!!」 「いやいや、こちらこそ今日はありがとね。  じゃあ、また図書館で会えたら。」 「あ、あのっ!!明日も、いますか、、、??」
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