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するとそこには、いつもジャージを着た七雄ではなく同じここの制服を着た生徒だった。
「あ、あの、ここって、つ、使ってもいい、所ですか、、、??」
まあ、僕みたいなやつじゃなくこうやって使う人のための部屋なんだから当たり前だろう。
「ふぁー、、、
あ、ごめんね。僕は出るから、ここ使って」
「あ、え、あの、でも、、、」
「遠慮せずに使って。
だいたいこの部屋は君みたいな子が使う部屋なんだし。気にせず使ってよ。
あ、それと僕、図書委員だから使い終わったら声かけてくれると嬉しい。」
そう言うと、その子は遠慮がちに首を縦に2、3回ふって閲覧室にある机に座って読書を始めた。
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