第一章 連続死体遺棄事件発生! 真田睦月巡査

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 近寄るにつれ柳井の目は見開いた。 日常のありふれた光景の中に場違いな、 赤暗いインクを垂らしたような陰湿な淵へ容赦無く突き落とす“物体”がそこにあったからだ……  柳井は首や額を筋立て叫ぶ。 「見るんじゃないっ!!」
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