第一章 連続死体遺棄事件発生! 真田睦月巡査

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 話を聞きながら水澤は鋭い眼光でクーラーボックス内部の切断された右手とメモを注視する 「真田、 これ見ろよ。 hand①river②(handは“arial biack”フォント)……真田どう思う?」 「第一の遺体の手と……現場は二本の川が合流する所……という意味ですかね?」  それを聞いた水澤は、 ふと思いついたように話す。 「なるほどね……フォントは今の所謎だが、 数字はhandの一文字目“h”とriverの二文字目“i”で“hi”とかかもな。 もし今後、 続くとしたら英語でなにかメッセージになるかもしれないな……」 「それと、 handのフォント(字体)とriverの文字フォントが違いますね」  真田が細かい所に気付く。
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