8人が本棚に入れています
本棚に追加
「もしもし?」
「ちょっといいか?」宮田は、
ちょっと疲れたような様子の声だ。
「いいぜ。
ちょうど終わって一服しようと思っていた所だ」宮田の気分を上げる様に俺は少し明るめの調子で話す。
「すまんな、
まだ仕事あるんだろ?」
「いや、
今日の所は終わったよ。
それより本部の四課の方が、
うちなんかよりもっと大変だろう?」
「色々とな……でも、
二課も忙しいだろう?」
「最近成績が悪くてさ……まあなんとかやってるよ。
それより、
なんか元気ないじゃないか?」
「……俺はもう限界かもしれない」
「おいおい、
いきなり何だよ!!大丈夫かよ? 何かあったのか?」
「なあ、
真田……正義って何なんだろうか?」
最初のコメントを投稿しよう!