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芯が無くふにゃりとしたソレを優志がそっと握り,裏側も袋状のものも舐め尽くす。舌が再び茎の先端に戻り,半分引っ込んでいる丸みのある部分をチロチロとくすぐる。
「優…無駄だから…やめろ。俺が辛い…」
「ああ,でも柔らかくて,絶対攻撃なんかしてこなくて,人畜無害って感じで…とても気に入ったんだけど?」
優志が答えると,ソレの先端に熱い息がかかって,それにもブライスぞくりとした。優志が茎と丸みの連なりごとを激しく揉みしだき始めて,ブライスはあっと声を漏らした。感覚はあるのに勃たないなんて…ブライスは天井を仰いだ。
「俺,しばらくこのままでいいかも…とっても愛おしい…これ」
優志がブライスの股間をやわやわ撫でながら枕に頭を並べた。ブライスに向けた顔に無邪気な喜びが浮かんでいる。勃たせようと頑張られても,どうにもならないから,優志の言葉に慰められた。
「俺は…ものすごく不本意だ…」
「そりゃ,まぁ,わかるけど…。朝はどうなの?」
「優がこっちに来てから1,2度は勃ったことがある…。実際,身体的には問題ないってわかってるんだけど…」
「…何で,わかってるって言えるの?」
優志が顔をもたげてブライスを見下ろした。同時に下を触っていた手に力が入った。
「うっ,優,…ちょっと痛い」
「あっ,ごめん…」
慌てて愛おしげにやわやわと撫で回す。
「先週,ED治療薬を飲んでみたんだ。そしたら…」
言いよどむブライスに,優志はごくりと唾を飲み込んで,再び手に力が入りそうになったのに気づいて止めた。
「…勃ったの?」
「ああ,…勃った。…けど,それが…ずっとなんだ」
「…ずっと?」
「ずっと勃ちっぱなしだった,24時間…」
「24時間っ!!」
優志は驚きのあまり大声をあげ,同時にブライスのソレを強く握ってしまった。
「あっ…つうう,優志,頼むよ…」
弱々しいブライスの声に優志はやっとそこから手を退けた。
「ごめん…でもすごい…24時間勃ちっぱなしなんて…想像がつかない。どんな感じだった?」
「最初は喜んで,立て続けに…2回抜いたんだ。勢いも申し分なかったし。
でも,全然収まらなくて,そのあと3時間づつ間隔をあけて3回抜いたけどダメだった」
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