code2:小さな侵略者

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浩がそう聞いた瞬間、桜は一瞬目を細め、首を傾げ、 「そお?普通の可愛い娘だと思ったけどぉ?」と答える。 浩はやはり聞くのが間違いだったと呆れた顔をして歩き出す。その時桜が 何か言いた気に声を出すと、浩は足を止めた。 「でも…、でもね、あまりに可愛い娘だったから、浩くんが浮気しちゃうか心配になったよ☆」 桜の笑顔がまた花開いた。浩は再び何事もなかったかのように歩き出した。 「あっ、、待って浩くん!」 桜は声をかけて追いかけたが、浩は桜の視界から逃げるように走り去った。 一方こちらは謎の転校生、小須田。誰かと電話しているようだ。相手は察せない。 「…こちらグリフォン、モニター03との接触に成功。経過を見る。報告を待て。」 それは、一般人には理解しがたい言葉だった。
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