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「…!?」
浩が驚きで瞼を開くと、自分が眠っていたということに気付いた。
急いで時計を見る。時計は1時。外の暗さから分かるように、深夜である。
本来起床する時間の3時よりまだ時間があることに気付くと、もうひと眠りつこうと思いまた横になる。だがそれを制止するかのように腹の虫がわめきだした。
そういえば、今日は昼から何も口にしていないことに気付くと、浩は1階に向かい、冷蔵庫の中をあさりだす。しかし親が寝ているのやこれといった目ぼしいものは見つからなかった。
仕方がないので、近所のコンビニで済ませようと浩は自転車を走らせた。
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