プロローグ

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  『…信じて。』 囁かれた言葉に声を失う 何を信じればいいのか? そもそも信じられるのか? 分からない事だらけの闇が広がる 人にはひれ伏す 壁 がある 運命 と、たった二文字の大きな カベ 不安にたかられても 泣くことさえ出来ずに… 立ち向かわなければならない 疲れきった身体は沈んでいき それでももがき続ける ナン ノ タメ ニ … 現実はいつも冷たい 踏み出さなければ乗り越えられないのに 何故か立ち止まってしまう 胸の上に両手を揃え 人は願う 助けて下さい と…  
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