2 at古本屋

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「ああ、俺、千鶴と同じ部署の奥成仁。 お前は、『仁』と呼び捨てにすればいいから」 よ、呼び捨てになんか、しませんし。 ビクビクビックルと震えていると、 いきなり誰かに腕を掴まれた。 「…え?」 「ああ、遅かったか。仁、卑怯だぞ! 俺も狙ってたのに。てかさ、場所を変えない? ココもそれなりに目立つし」 うおほっ。
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