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…ぶさっ☆!
体温計を入れられた。もう慣れなた、地球に赴任して、イルカに擬態しはじめて3ヶ月、これはイルカに対する詩乃ちゃんの愛だ。
「あれー!?クルルゥちゃん体温が少し高いかな、大丈夫?今日はお休みね…。」
あれ、オレは大丈夫なのに、イルカスーツの故障か?あとでメンテナンス部隊に修理してもらわないとな。
「じゃあ、他のみんなは、あっちのショープールに移ってお客さんが入る前にウォーミングアップしようか!」
「キュー キュー キュー」
イルカのみんなはショープールの方に移って行った。見送るオレ。
あー、オレ1人だとつまらないんだよな、おまけにイルカスーツの故障による欠病、大人しくしとかないとな。
あー、どうしよう…。
オレは、イルカスーツを自動モードに切り替えて着脱した。イルカから人間の成人男性がぬっと分離した。
正確には、ステルス迷彩服を着ているので、表面上は何も変な場面は無い。イルカと透明人間の男がいるだけだ。
一応、仮の人間名もある。
永矢 秀作(ナガヤ シュウサク)だ、見た目は、黒髪でツーブロックマッシュだ、背は178、日系と東南アジア系のハーフって感じの男だ。
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