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本当は、17時まで宇宙防衛隊での、オレの勤務時間内はイルカスーツは着用して地球人の皆を見守らなきゃなんだけど。
今日はどうかな、メンテナンス部隊に連絡してみるか。
オレは支給されてるスマホを片手に、イルカスーツの熱を確認しながら通話が繋がるのを待った。
繋がった。
「座標WBP533-741のイルカスーツなんだけど、熱がこもって不具合がしょうじているんですが、どうすればいいでしょうか」
「あー、もしかしたらリコールのあった故障かもしれない。今から修理に向かう、明日の早朝までに向かうからできるだけスーツのそばで待機していてくれ、スーツは自動モードにして着用はしないように、何か問題があったらまた連絡してくれるか」
「はい、分かりました。スーツのそばで問題がないか確認のため待機しています。」
「ああ、そうしてくれれば助かる。それで君の名前を教えてくれ。」
「クルルゥド・ハートモア・ニアです。」
「分かった。ニア、イルカスーツを宜しくお願いする。頼んだぞ。」
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