第4楽章 神月明日歌─コウツキ アスカ─

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第4楽章 神月明日歌─コウツキ アスカ─

寂しさを抱いて孤独な涙の水の中を 君は独りで沈んでいた。 “居場所がないなら、付いてくる?” 訊いた僕に、君は頷いた。 あの人の事を知りたくて、故郷へ戻った。 その選択が、一番哀しい記憶を蘇らせるなんて、思わなかったんだ──。
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