3.二人だけのクリスマス?

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「・・いいね。」 そう言って、腕につけたのを眺めてる。 やっぱり、柊翔に似合う。 「もしかして・・・バイトしてたのって、これのため?」 「・・・それも、ありますけど。それだけじゃ、ないですからね?」 「フフフ、そっか。ありがとう。」 そう言うと、今度は柊翔が自分のバックをあさりだした。 「柊翔?」 「俺だって、ちゃんと用意したんだよ?」 バックから出てきたのは、シンプルな包装紙でラッピングされた小さな箱。 「要みたいに、アクセサリーにしとけばよかったかなぁ。」 俺の手のひらにのったそれは、予想したよりも重みがある。 綺麗に包装紙を剥がすと、ブルーの箱。あけてみると、薄いブルーの色をした・・・ 「香水?」 「ああ。俺が使ってるのと、おそろいの。」 ボトルキャップを開けると、ふわっと香りが漂う。
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