第1章

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 佐伯は大きく息を吸い込んだ。 「もしよかったら・・・・・・」  一言いった後で、ふたたび息を吸い込んだ。 「もしよかったら、・・・・・・これから一緒に水族館にいかないか」    貴子の目から、涙が、溢れてくるのが見える。  涙は、貴子の着ている目の覚めるような黄色いシャツの衿元を濡らし、四葉のクローバーにも似た濡れ跡をつくった。                            (了)

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