ボランティア

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杉田「う~ん、隣町なんかは被害大きかったみたいですけど、僕が住んでる地域は高台にあるので大丈夫でしたね。」 萩本「 隣町はどんな状態だった?今のうちみたいな感じ?」 杉田「いや~、僕は現地に行ってないのでどんな状態だったのか分からないんですよ。たぶん、同じような状態だったと思いますけど。」 萩本「 そっかぁ。 まあでも、杉田君ところは無事で何よりだったね。杉田君、大学3回生だったよね。あと1年で卒業じゃない?早いもんでしょ。」 杉田「そうですね。暇を弄んでたらいつの間にかって感じです。」 萩本「 今は就活とかで大変でしょ?ほら、不景気も相まって。」 杉田「そうなんですよ。僕なんか、大学でだらけてたし、特に取り柄もなくて、正直困ってますね。」 萩本「 そんなことないでしょ。こうやってボランティアにも参加してるし。偉いじゃない?アピール出来るじゃない?」 杉田「そう思います?」 萩本「 うん。あ、そろそろ目的地に着く頃だね。先ずは、瓦礫の撤去からはいるけど、杉田くん、せっかくの良い服が汚れるよ。靴も。作業用の服余分に持ってきてるから貸してあげるし、着いたら着替えるといい。」 杉田「ありがとうございます。」 終わり
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