『マホロボ』の異変

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戦いの中で黒のマントに銀色の刺繍をほどこされた戦士が宙を舞う彼が舞たびに敵が倒れる。 彼の長い髪もまいあがる。 剣の柄にほどこされた石からも鮮やかな光の線があらわれ剣先で稲妻のようにはしる。 彼の後ろで少年がマントをなびかせ剣を振るう。 「お前は術師達の援護にまわれ。」 少年はためらうが、銀色の目でにらまれ剣を振るいながら後ろに下がっていった。
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