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「ちっ!」
その挑発にのったのかブロリーは一気に間合いを詰めると渾身の右ストレートを放つ。
「っ!?」
そこでブロリーの表情に初めて動揺の色が浮かんだ。自らの巨大な拳が決して砕けない壁にぶち当たったようにピタリと止まったのだ。
そしてそれがウーハンが無造作に出した右手に止められてものだと理解した瞬間
ッゴボッッッ!!
「があはっ!!」
ブロリーの体がくの字に曲がり、苦悶の表情を浮かべる。
ウーハンが放った左ボディブローがブロリーの腹部に突き刺さっていたのだ。
「はっ!!」
ドグゥガッ!
そのまま後ろ回し蹴りがブロリーの顔面へ叩き込まれブロリーは凄まじい勢いで地面に叩きつけらる。
ドッッッッンッッ!!!
ブロリーがめり込む衝撃に比例するように数百メートルはあろうかとゆうクレーターが発生し、誘発的にあちこちで地盤沈下等の崩落が起きている。
ゴゴゴゴ
「はあっっ!!」
地面より吹き出した巨大な気柱が大地を岩盤もろとも吹き飛ばしていく
膨大なエネルギーを放出するブロリーが胸の前で両手を向かい合わせる。 放出されている全てのエネルギーが掌の間に見る見る集束され、超新星のごとき烈光をほとばしらせる
「ギガンティックディストラクションッ!!」
放たれた光星は、エネルギー場を発生させ、周囲の空間を歪めながらウーハンへと迫ってゆく。
だが自らに接近する光星に対し、ウーハンは焦る様子もなく両手を腰溜めに構えると「気」を集束させる。
「はっ!!」
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