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「・・なるほど、確かに警戒する必要があるな」
元はラディッツ並となると戦闘力が数十倍にも跳ね上がっている事を意味している、それも全員がである。普通の相手じゃないとゆう事は明らかだった。
「皆さん!来ますっ!」
サイヤ人達が動きだしたのは、ウーブが警告を発するのと同時だった。一斉に全方位から襲いかかってくるサイヤ人達に対し、五人は同時に動き出す。
「だりゃあーっ!!」
悟飯は前方から向かってきた相手に回し蹴り叩き込むとその一撃に巻き込まれたサイヤ人達が数人纏めてぶっ飛び、その体は青い火の粉を散らし消滅してゆく。
更に纏めて数人を倒すが同じように火の粉となり、消滅し、復活する兆しもなかった。
(こんなものなのか?ピッコロさん達は警戒していたけど)
少子抜けする程簡単に倒される相手に悟飯は首を傾げながらも、向かってくる敵を次々と倒していく。
ピッコロもべジータも既に数百人を倒しているがあまりにも簡単に倒れる相手に逆に困惑しつつも油断する事なく戦闘を続けていた。
『ハァァッ!!』
少し離れた上空で戦っていたウーブとブウが同時に自らに溜め込んだ「気」を解放するとその体から放たれた無数の追尾型エネルギー弾が瞬く間に周囲のサイヤ人を一掃する。
『ん?』
意識してやった訳ではないが、同じタイミングで同じ技を使った事に気付いた二人はお互いに顔を見合せた。
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