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「フーーーー!!」
ブウが吐き出した突風が土煙を吹き飛ばし視界が一気に開ける。
「ごほっごほっ、あ、ありがとうございます。ブウさん」
「ウーー、いい加減しつこいぞ!」
ウーブの声を無視し空を見上げるブウの視線の先を追いウーブは言葉を失った。
そこには数千の青い光の球が空を埋め尽くしているからだ。
「ハァハァハァ」
べジータはスーパーサイヤ人2を維持したまま光の群れを睨みつける。そこからは最初に倒したサイヤ人達やナッパ達の「気」を感じられた。
「!?」
そこでべジータはある事に気づく。
「お前も気になったか、べジータ」
悟飯とともにやってきたピッコロが空を注意深く見ている。
「最初に現れたサイヤ人の群れの中にはナッパやラディッツの「気」は感じられなかった。違うか?べジータ」
「ああ、「気」を探りながら戦っていたがあいつ等の存在には気づけなかった」
「え?それってどうゆう事ですか?」
「みなさーん!」
悟飯が疑問を投げ掛けたのと同時にウーブ達も合流する。
「良いところ来た。今から1つの仮説を言う聞け」
全員上空と周辺への警戒を最大レベルまで引き上げピッコロの声に耳を傾けた。
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