異変

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異変

事の始まりは界王からの依頼だった。 あの世から突如無数の魂達が消え、それに伴い銀河のあちこちで高エネルギー反応が感知された。そしてその異変は東西南北全ての銀河で同時期に発生しており、それぞれの銀河の界王は選りすぐりの戦士を調査に向かわせた。 北の銀河では悟空に白羽の矢がたった訳だ。 悟空達は地球を離れブルマの開発した最新の球体型巨大宇宙船に乗り、界王により指定された場所に向かっている。 今回悟空以外の同行メンバーは修行の為にと半ば無理矢理連れて来られた悟天とトランクス。 猛反対のチチと泣くミスターサタンを悟飯とビーデルの説得により、何とか同行が許された悟空の孫パン。 トランクスの妹ブラもパンとトランクスが行くならとべジータとブルマを言葉巧みに説得しついていきている。 クリリンと18号も同行していた。 がそれは娘マーロンが年下のライバルであり、妹のように思っているパンが行くならばと頑として譲らず押しきられたからである。 女の子らしく育って欲しいとゆう母の思い虚しく、二人の武術の才能を見事に引き継いだマーロンは、数年前から修行を始めたにもかかわらず、数多の大会で優勝を飾り、業界ではちょっとした有名人になっていた。仲間達曰く、その実力は全盛時のクリリンを超えていると言われている。
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