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「なぁ、俺にさ、姫って名前の友達、というか知り合い?とかいなかったかな?」
「んー?さぁ知らないよ、それより!私以外の女の子の事考えちゃ、メッ!だよ」
と、人差し指を俺の鼻先に突き立ててきた。
何がメッだよ、それ恥ずかしくないの?
なんて、思っても口にはできなかった。
「お姉ちゃん、これからバイトだから後はお願いね?
」
そう言うと、既に支度は完了していたようでそそくさと家を出ていってしまった。
…とりあえず二度寝でもするか。
俺は再びベッドに横になり目をつぶった。
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