めぐり合わせの雨

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昔から世話の焼けるやつだよお前は。 少しは人の親切を素直に受け取れっての。 俺はそんなことを思っていた。 すると彼女は自分の足に躓き倒れ込んできた。 「えっ!?ちょっ!」 「大丈夫か?」 俺は咄嗟に彼女の体を支えることができた。 こんな日に転けられたらそれこそ大変なことになるしな。
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