眠れる森の

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生まれた王女はまさにこの伝説通りの子供だったのだ。満月の夜に生まれ腕に茨の形をしたアザを持っていた。 「ああ、なんてことだ。」 「まさか、この子が『破滅の忌み子』だなんて。なんとかしてこの子をこの不幸な運命から助けてあげたいわ。」 国王夫妻は国中から王女の運命を変えられる可能性がある人間を集め挑戦してみるが誰も運命を変えられるものはいなかった。
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