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国王夫妻と12人の能力者達は大広間から出て行った。
そして大広間には1人の魔術師と姫が残った。
「はじめますよ…」
「早くしてね?」
魔術師が何かを唱えると姫の体は光に包まれ動かなくなった。
儀式が終わると国王夫妻が広間に入ってくる。
姫の姿を見た王は声を荒らげて言った。
「これは…!一体どういうことだ!」
姫はまだ息をしているのだ。
「100年経てばまだ何か手立てはあるかもしれません。だから眠りにつかせたのです」
「……」
姫はその後別の建物に移され茨による厳重な守りの中で長い眠りについたのです。
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