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逃げていった男達を確認してから猫は赤髪の少女の元へと駆ける、猫が戦っている間走り続けた少女に猫はすぐに追いつくと喉を鳴らして少女に擦り寄る。
「ミミありがとう、おかげで助かったわ」
「ううん僕の方こそ危ない目に合わせてごめんねー、でも気をつけてまだこの森に変な感じが漂ってるから」
猫は少女に忠告をするとその体をみるみる縮め赤髪の少女の肩に乗り
「速くこの森を抜けよう!」
「そうね後1日もかからない所まで来たもの弱音なんて吐けないわ」
そう言って少女は再び走り出した。
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