0人が本棚に入れています
本棚に追加
「なあ?」
「ん?なに?」
大量の荷物と共に悠士は理央に尋ねる。
「なにじゃねえよ、猫かわいいっていってもいつまでじゃれてんだ」
「そう?私はいつでもいけるよ」
空き地で見つけた黒猫とじゃれあう理央は笑顔で言うが荷物を持たされた悠士にしてみればたまったものではない。
すると黒猫が理央のつけているシルバーアクセサリーであるハートのチャームがついたブレスレットを猫じゃらしの代わりに遊んでいると突然周りの空気が変わった。
「おい理央、なんか変な感じしないか?」
突拍子のない悠士の発言だったがその空気の違いは理央も感じたようで言葉を発しはしなっかったが小さく頷いた。
最初のコメントを投稿しよう!