ぷロ6ーG

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鈍い音が聞こえた。 いや、本当は、その音さえ覚えていない。 覚えているのは、無残に殺された自分の両親の死体とその横に立った血だらけの少女の姿だけ。 一瞬にして消えた彼女は、消える前に不敵な笑みを浮かべ、僕にこう言った。 「お前は誰だ?」と──────。
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