第0章 登場人物紹介

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零「なんだ?いい案があるん?」 秋哉「ああ、ここで働くっていうのはどうだ?」 慶彦「いいね。」 佳代「いいじゃん!」 秋哉「部屋代や水道代、電気代、ガス代払えるし食事代なら、まかない食えばだいぶ楽になる!どうだっ!?」 零「まあ、良いんじゃない?でも一応里親が見つかるまでな。」 慶彦・佳代「いぇーい!」 秋哉「このツンデレめっ!」 零「うっせーな、ツンデレじゃねーよ。」 零「おっ、起きたみてーだな。」 ?「ここは・・・どこ?」 零「よお!おはよ。」 ?「・・・えっと・・・お兄さん・・・誰?」 零「俺はここのオーナーの零っていうお兄さんだ。君、路地裏で倒れてたらしいけど大丈夫?」 ?「・・・えっと・・・私・・・名前ないの」 零「はぁっ!?親は?」 ?「・・・いない・・・うまれた・・・ときから・・・ひとり・・・」 泣きながら話すから、なかなか話が進まない。あー、イライラするッ!・・・ふー、落ち着け、俺。 零「茅野さんの言う通り家で面倒見た方が良さそうだな。赤沢家に引き渡すっていう線が消えちまったよ。はぁ。」 佳代「あー、隆一さんの事?でも、女の子をあそこに引き渡すっていう考えはどうなのよ!」 カランコローン 秋哉「おっ、噂をすればなんとやらっていうやつだな。(あれ?デジャヴ?)」 竜「ウッス!兄貴世話になりますッ!」 隆一「わーったわーった、秋哉 隆一を席に。佳代はメニュー持ってってくれ。」 秋哉・佳代「はーい。」 ?「???」 慶彦「ちと、嬢ちゃんには刺激が強いかな?喫茶店のオーナーを兄貴呼ばわりする「極道」しかもそのトップだからな。」 ?「えっ!それって・・・」 零「おいっ!茅野さん 女の子泣かすなよ。」 慶彦「えー、俺が悪いのかよ(笑)」 慶彦「嬢ちゃん、すまんな。」 ?「だ、大丈夫・・・です。」 零「しかし、「嬢ちゃん」とか「女の子」だと呼ぶのが面倒だな。名前とかニックネーム付けようかな。」 慶彦「親の気持ちが分かるんじゃねーか?」ニヤニヤ 零「うるせーよ。」 にしても、どうしよーか。苗字は俺の九瀬でいいとして、名前か・・・ 陽華・・・とかかな。それか 優香かな。 零「佳代ー。ちょっとこっち来い!」 佳代「はーい。」 タッタッタッ 零「走らんでもいいのに」 佳代「で、要件は?」 零「この子の名前何だけど、九瀬陽華か九瀬優香どっちがいいと思う?」 佳代「えっと、私は・・・」
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