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「ったくよぉ。さっき俺が行ってたのはほとんど俺が考えた『ゲーム』と全く一緒だろうが。今日はたまたまこいつ達が喧嘩吹っ掛けてきたけど、本来の仕事は好き勝手に俺達の風紀を乱す奴達の執行だろぉ??喧嘩は喧嘩だ。『裏生徒会』の本来の仕事と全然変わらねぇじゃん??」
草壁「仕事をゲームと位置付けるのがそもそもおかしいのです」
きっぱりと草壁は否定する。
論破されたボサボサ髪の少年は小さく舌打ち。
「まぁいいや。それより話を変えるけどよぉ…………」
ボサボサ髪の小さな少年はまた悪じみた様に口を歪ませ、
「そういや珍しく、お前さんの執行する相手、取り逃がしてしまったって話を聞いていたけど、どんな奴だ?まだガキって聞いたが同情して逃がしちまったのか」
草壁「申し訳ありませんが、それについては聞かないで下さい」
「____________なるほど」
ボサボサ髪の少年は納得する様にそう告げた。
そしてこれ以上はツッコマなかった。
裏路地を照らす星空を見上げ、
「_______________ちょいと興味があるねぇ」
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