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朝から口論が始まり、朝食まで続く。
これが日課になりつつあった。
「今日は、大和はどこの仕事だ?」
朝食は大広間で取っていた。
五羅のチームも仕事を再開する。
これで、会う時間は激減してくる。
「ビナマナカハナに行ってきます。
鬼城で引き受けていた政府の環境の監視を打ち切られましたので、
在住者を引き上げてきます」
政府は、本当に孝太郎の条件をのむつもりなのだ。
ビナマナカハナの海水でなければ、菌が生きられない。
「政府は孝太郎がビナマナカハナに移り住んだら、
今度は孝太郎の監視を任せると、鬼城に申し出ています」
孝太郎の監視、
又、鬼同丸になるのかもしれない。
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