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銀狐の御卜と源は、
水使いとしては、かなり上級になっていた。
これで、S級に推薦できる。
とにかく、S級を増やしていかなければ、仕事のチームが組めない。
「銀狐をS級にしてゆきます」
比企も枸杞も、雪家の技を継承している。
「大和をSS級に推薦しておいたので、全員が底上げになるな。
チームを増やせる」
銀狐としてチームを再編成する。
「暫く会えなくなるよね。
大和、キスくらいは許さないか?」
周囲が、静まる。
その通りで、キスもしてはいない。
「嫌です」
きっぱりと断ると、時季と響紀が、こちらを見ていた。
「まあ、しょうがない。俺も仕事で、暫く留守だ。
互いに頑張ろう」
五羅が嫌いというわけではないが、ここで恋愛はなしだ。
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