第十章 光彩陸離

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 御卜が雨を見て、ボロボロと涙を流していた。 「俺、トーヤと結婚しました。 でも、短かった……恩返しもできなかった」  俺が言ってはいけないが、分かった事もある。 「人生は長い短いが重要ではないよね。 友も一緒で、一瞬でも永遠の友となり、ずっと一緒にいても他人の時もある」
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