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「大樹、おい、どうしたんだよ!」
俺は、壇上に向かって歩いた
俺の行動に体育館は静まりかえった
震える手でマイクを司会者から奪う
「みなさん、お願いがあります
俺の好きな子ために献血をしてください
彼女は今、手術をして病と戦ってます
俺にできることは...
若い人の血液が足りてないから...
皆が健康に感謝して、できることをすれば...
彼女だけじゃなくて、病に苦しん
でいる人が助かるかも知れないんだ..
だから、お願いだ... 」
俺は泣きながら訴えた
カッコ悪いって思われてもいい
今、俺ができること
願いを届け!!!
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