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― ピピ…
「う~ん…」
AM4:00
セットしたアラームを瞬時に止め、私はベッドからゆっくりと起き上がった。
隣でスヤスヤと眠る恋人を起こさないように、できるだけ振動が伝わらないように細心の注意をはらって暖かいぬくもりから抜け出す。
「ふふ…。今日も可愛い寝顔。」
少しヒゲが伸びて口が半開きでも、私の愛しい恋人の洋二には変わりない。
「いってきます。」
キスをしたい所だけど、起こしてしまったら洋ちゃんが可哀想だから、私は投げキッスをして静かにドアを閉めた。
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