双子の魔法師

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〈それでは、お待たせいたしました!ウィル選手対春樹選手の試合を始めます!!準備はいいですか?〉「「はい」」 〈デュエル開始!〉 「「魔装解放!」」 「鉄壁甲羅!!」パキパキ!壁が出てくる。「火ノ不死鳥!」ゴォォ!ザワザワ ダッ!〈春樹選手が動いたー!〉「アイアン・ウォール鉄の壁!」 ウィルの目の前に巨大な壁が出てくる。おおー「あれが、噂の壁・・」 タッタッタッ!「火ノ森流・・参の型(さんのかた) 」 ゴォォウ!チャキ・・「烈火戦空」 足に力を入れ、ダッ!ビュッ!右左と左右に剣激で、斬る!ギン!ギン!!「無駄だ!この鉄壁を破れるものなどいない」 「じゃあ。これはどうでしょう?」 ビュッ!ギィィィン!背後から声がして後ろをガードした(あと一歩気づくのが遅かったらやられてた・・) 「よそ見してる場合ですか?」右から聞こえ、右側を防ぐ「くそっ!なんだよこの速さ・・」左ギン!ギン!〈春樹選手ウィル選手の後ろと右側と左側を中心に攻めています!ものすごい速さで相手を翻弄しています!〉 「ちょこまかと動きやがって・・(動きがしなやかで…速すぎて・・防ぎきれねぇ・・アイツはなんで余裕な顔してるんだ・・) 「見つけた・・手薄のところ」 正面に回るビュッ!「甘い!」硬いグローブで攻撃を防がれる。「岩鉄!」ギン!正拳突きで、「っ・・」グローブで双剣を凪ぎ払われた・・「終わりだな」とざわつく・・グローブで攻撃をするが・・ 晴斗(春樹はそれだけで終わらない。) ヒュンビュン!ドガっ!春樹の右足が相手の脳天にあたる 「ぐは!」  回転して右足で相手を蹴る 「ぐっ!」ドサッ!と倒れこむ。「創造魔法。六連火花」 回りに火の球が浮かぶ 「この魔法は六撃連続の火花の爆撃を受けてもらいます。安心してください。かすり傷程度ですから。」ドカァン! 会場の観客からは「「かすり傷程度じゃねーよ!!」」「そ、創造魔法だと!?」「一年で…あんな…S級の魔法を…」 爆撃が終わる。 凪ぎ払われた双剣をもち相手に向ける。「これは、私の推測ですが・・あなたは壁に守られてることに安心をして、背後を見ていない。これが実践なら殺されてますよ。・・気になったので言っておきます。」 「・・降参だ」 〈勝者!春樹選手!見事な格闘技でした!〉 ザワザワ・・ワァァー!!「やったぁ!春樹が勝ったぁ~。」  「魔装解除」魔装を解除してスタンドに戻ってくる 「ふぅ・・」 「お疲れ様」 「ありがとうございます兄様・・」 東澤先輩がこっちに来るのが見えた。スッと晴斗の前に立つ春樹。「春樹、下がれ。先輩だ。」 半身をそらす。東澤先輩がやって来た「すまなかった。」 「いえ。」 「すごい実力だな。驚いたよ。」 「・・ありがとうございます。」
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