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帰国子女の招待
二人に先を急がせ、三人だけになった。 「あと、ちょっとだったのに」
「ルーシェさん、君はブラックパンサーの仲間なのか?」
「くっふふふっあはははっ!何をいってるの?」 いきなり笑い出すルーシェ。「何笑ってんの?」 「私が。あいつらの仲間?あんな一匹狼みたいに属さないあいつらと一緒にしないでよ?」 「ブラックパンサーってテロ集団じゃないのか?」 「これだから、聖魔装師は、まさか、ブラックパンサーがテロ集団だって思ってないよね?」 「その事しか聞いてない」
「ブラックパンサーは、ある目的のために集まってるだけなの、単独行動をしてて何を考えてるかは知らないけどね」 「なんの目的を?」 「知らないわ。」 「闇魔法軍の1つの組織ナイトメアの一員
ルーシェ・リヴィート」 「月凪先生!?」 「もう、逃げられないおとなしくしろ」 「お話の最中失礼」
すたすた。いつの間に!? 「「フェリカ生徒会長!?」」 「フェリカお嬢様」
「おじょ・・生徒会長」 「ルーシェを私に引き渡してもらえます?晴斗くん春樹さん、月凪先生」 「ルーシェは木葉に武器でキズを負わされたんだ。なんで、返さなきゃいけないんだよ!」 「・・私の友人が、申し訳ないことをいたしました。友人のご無礼をお許しください。」ペコリと頭を下げる 「いや、あの・・生徒会長」 「晴斗、フェリカお嬢様にこれ以上頭を下げさせるな。」 「頭をあげてください生徒会長」 頭を上げる「フェリカお嬢様に免じて、我々は引くとしょう」 「はい」 「ありがとうございます」
「1つ、いい忘れてた。クラスの中でアタシ以外に
裏切り者がいるから気を付けなさい。」 「ルーシェ」
「今、行きますよ。」すたすた 「裏切り者・・」
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