第2章~始まり~

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ルシファーはクリアの方を向くと、気づいたクリアはマッサージチェアの電源を切った 「クリア、もう解放して良いぞ」 「わかりました」 解放?何を? そんなシオンの顔を読みとったのか 「シオン、今ダンジョンを解放した。敵が攻めてくるが、安心しろ」 敵が?それって危ないんじゃあ シオンはワタワタしだす 「入り口にはアイツを設置しといたから、誰も来れねぇよ」 「アイツって?」 シオンが言うと、目の前にスクリーンが現れた スクリーンに写るのは、入り口であろう場所に陣取る騎乗した騎士だった ただ普通の騎士と違うのは、全身黒くてゴツいと言うこと 「アイツは暗黒騎士隊隊長だ。強さは折り紙付き、指揮も完璧だ」 ルシファーは続けて 「アイツの後ろには、突撃・斥候・防御・魔法の4つの暗黒騎士隊が居る」 スクリーンを別の場所に写すと、広い空間でキッチリ隊列を組んでる集団が居た その光景にあ然としていると、ルシファーの手がシオンの頭に乗っかる 「コイツらに勝てるのは、天界・魔界・地上界の全てが攻めてこない限り攻略不可能だ」 それって、無敵なんじゃあ・・・ なんてことをシオンは思っていた
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