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それから数分後、ルシファーはダンジョンの家に帰ってきた
ソファーに座るなり、
「ルシファー、かっこよかった!」
と、シオンは笑顔で言った
「おう、ありがとな。これで、少しはマトモな奴が来ればいいが」
「・・・どういうこと?」
シオンがコテッと頭を傾けると、
「いやなに、ちょっとしたイタズラだ。気にするな」
と、シオンの頭をグシャグシャ乱暴に撫でた
シオンはうきゃーと言いながら喜んでいる
そこへクリアがやってきて、
「ルシファー様、創造神様より言伝があります」
「・・・なんだ?」
一瞬嫌そうな顔をしたルシファー
「あんまりヤンチャして、シオン君に迷惑をかけるな。だそうです」
「ちっ・・・全部見てんのかよ」
「あともう1件、勇者召喚が行われる模様です」
「ほぅ・・」
ルシファーは、悪巧みしてる顔になっていた
そんなルシファーに、
「ねぇルシファー、勇者って強い?」
シオンは尋ねる
「あ?んなの決まってんじゃねーか。玩具だよ。オ・モ・チャ」
ルシファーの言葉に、シオンは不思議そうな顔をした
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