第2章~始まり~

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それから数分後、ルシファーはダンジョンの家に帰ってきた ソファーに座るなり、 「ルシファー、かっこよかった!」 と、シオンは笑顔で言った 「おう、ありがとな。これで、少しはマトモな奴が来ればいいが」 「・・・どういうこと?」 シオンがコテッと頭を傾けると、 「いやなに、ちょっとしたイタズラだ。気にするな」 と、シオンの頭をグシャグシャ乱暴に撫でた シオンはうきゃーと言いながら喜んでいる そこへクリアがやってきて、 「ルシファー様、創造神様より言伝があります」 「・・・なんだ?」 一瞬嫌そうな顔をしたルシファー 「あんまりヤンチャして、シオン君に迷惑をかけるな。だそうです」 「ちっ・・・全部見てんのかよ」 「あともう1件、勇者召喚が行われる模様です」 「ほぅ・・」 ルシファーは、悪巧みしてる顔になっていた そんなルシファーに、 「ねぇルシファー、勇者って強い?」 シオンは尋ねる 「あ?んなの決まってんじゃねーか。玩具だよ。オ・モ・チャ」 ルシファーの言葉に、シオンは不思議そうな顔をした
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