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「おい萩原!久美子ちゃんの事あんまりいじめるな。可愛い子いじめると、いつか罰が当たるぞ」 佐藤に言われると 雅也は鼻で笑うかのように言った。 「可愛い?コイツがですかぁ!?冗談はやめて下さいよ」 「ふんだっマシャのバカ!」 言い合っていると もう一人いた若いドクターが 雅也に話し掛けてきた。 「あの…萩原さん」 「何?」 「ねぇ~マシャ、誰この人?私、初めて会うかも」 「あぁ…少し前に入ったばかりの新人だよ」 「初めまして三沢久美子です」 「あ…初めまして、研修医の司馬郁弘-シバフミヒロ-です」
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