1話

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「やーだぁ~三沢さんだなんて、私の事は久美ちゃんって呼んで下さい」 「く、久美ちゃん!?」 「はい。私は司馬先生の事、何て呼べばいいですか?」 「何でもいいけど」 「じゃあ…司馬チャンって呼んじゃお」 「いいけど」 「だったら僕も祐ちゃんって呼んでよ」 佐藤まで、そう言ってきたが 久美子は笑顔で断る。 「先生はダメです」 「そうかい。ちょっと悲しいな」 「はいはい、そこまで。用がないなら帰りなさい」 「やっだよぉ~これから知り合いのお見舞いに行くんだもん。だから今日ここに来たんだよ」 「見舞いって誰?」 「山田さん」 「山田?」 「主任あの人ですよ。※アッペで入院してた患者」※盲腸
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