自惚れからの後悔

22/22
前へ
/101ページ
次へ
――そんな事、言わないで。 那月は今笑顔の仮面を貼りつてけて、その裏では泣いており、心はもう限界を迎えていた。 しかし空は、全く気がつくことなく華乃の話しをし続ける。 「あんな可愛い子この世の中に――……」 「あ、明日から――……」 しかし、空の声なんてもう那月には届いていなかった。
/101ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加